Leather Type

 

TEMPESTI(テンペスティ)社エルバマット・レザー

世界でも有数の革の産地、イタリア・トスカーナ地方で、創業100年以上もの歴史を持つタンナー・TEMPESTI(テンペスティ)社。
代々、伝統的なめし製法を頑なに守り続け、世界基準にもなっている、「イタリア植物タンニンなめし協会」の発起人でもある、老舗中の老舗タンナー。
その伝統を今なお守り続けるテンペスティー社のエルバマット・レザーは、自然の樹木のタンニンでなめし、じっくりとオイルを染み込ませた革。
ヴァケッタレザーは、加脂工程に牛脂を用い、水分を一切使用しないことが最大の特徴で、独特のしなやかさがある。
牛脂は革に浸透しにくく、繊維の奥まで染み込ませるのに時間が、一度浸透すると抜けにくく、ほぼ永久に潤いと艶のある革質を味わうことが出来る。
そして、牛脂と魚脂を配合し、より多くのオイルを革に染み込ませるのがTempestiの特許技術、エルバマット製法である。
エルバマットは、北欧諸国の寒冷地で育った、きめの細かい最高級の牛原皮の中でも最高級とされる胴部分(ベンズ)のみを贅沢に使用しており、通常の2倍のオイルを浸透させたエルバマットは、吸い付くような滑らかさで、見事なまでに美しく色艶が深まり、数あるイタリアンレザーの中でも際立つ存在。

 

 

HORWEENCHROMEXCEL(ホーウィン社クロムエクセルレザー)

アメリカ・イリノイ州シカゴにある老舗タンナー・ホーウィン社。
(HorweenLeatherCompany)は、1905年にイシドール・ホーウィンによって設立。
今では100年以上の歴史を誇り、北米で唯一、最高級シェルコードバンを造るタンナーとして知られるようになり、ホーウィン社は品質を大切にする、オーダーメイドのタンナー。
伝統的な材料としては、ビーズワックス、ラノリン、牛脂、樹皮などがあげられ、 なめし剤は、品質を常に一定に保つため、自社でブレンドをおこなっている。
材料となる樹皮は出荷される場所や時期によって変わるので、この過程は非常に大切。
さらに、なめしと処理の大部分を20年以上の経験を持つ、熟練の専属職人が作業をおこなっている。
そうすることで調整や管理が行き届き、高品質を保つことができるのです。

 

 

ECCO社

世界の有名ブランドやメゾンにも採用されているECCO LEATHER。
世界4カ国に4つのタナリー、2つのビームハウスとカッティングプラントを持ち、高品質な天然皮革を生産しています。
伝統を尊びながら、最新テクノロジーを常に更新していくこと。
顧客の声に真摯に耳を傾け、日々進化を続けること。
この姿勢により、レザーの新しい荒野を切り拓いてきたヴァンガード(先駆け)と呼ばれる存在に成長しています。